「実験的精神」の系譜 (京大西部講堂にて)—— メリエスからケネス・アンガーへ
前回書いたような反体制のコモディティ化という危機の中、1980年代の幕開け、昭和の終わりの始まり、日本のアンダーグラウンドなカルチャーシーンには、ある種の熱気があった。それは単に新しいものを追いかけるだけの時代ではなく、過去の遺産の中から何かを見出し、そして商業主義に飼い慣らされていない自由な魂を掘り起こそうとする試みであったと思う。 僕にとっては、その象徴的な場所の一つが、京都大学西部講堂にお...
前回書いたような反体制のコモディティ化という危機の中、1980年代の幕開け、昭和の終わりの始まり、日本のアンダーグラウンドなカルチャーシーンには、ある種の熱気があった。それは単に新しいものを追いかけるだけの時代ではなく、過去の遺産の中から何かを見出し、そして商業主義に飼い慣らされていない自由な魂を掘り起こそうとする試みであったと思う。 僕にとっては、その象徴的な場所の一つが、京都大学西部講堂にお...
前回書いた1997年のあの日、「なぜ、そこに僕はいたのか」の回答は以下です。 ラシュコフの描いた夢と無意識の期待 1980年代、小さな会社の会社員となってCP/MやMS-DOS上で8086アセンブラ、C言語、あるいはFACOMの事務用BASIC(F-BASIC)で顧客向けツールを作っていた。コンピューターを小規模な企業でもツールにできることに新しさと興奮を感じていた。 1995年、Windo...
2026年のApple初売りで、M5 iPad Pro 13インチを購入しました。 前の投稿でも少し触れましたが、私は iPad Pro に「背面カバーのみ」を装着し、そのカバーに MagSafe 用の磁気リングを貼り付けることで、MagSafe 対応のマウントやアームに磁力で着脱できる形で運用しています。 今回は、その運用方法をあらためて整理しておこうと思います。 背面カバー iPad ...
※この記事は2019年9月にブログに上げた記事の書き直しです。 少し前になってしまいますが、横浜美術館の「原三渓の美術」展を見てきました。 かつては原氏がコレクションしたものであったけれど、その後散逸したものを、あらためて集めて展示するという面白い企画の展示です。また、横浜という土地にとって、原氏の功績は大きなものであったと知り、横浜美術館がこの企画を行うということには単純な美術展とは別の意義...